2017/08/14

財政ファイナンスの何が問題なんだ?


財政ファイナンスの何が問題か、考えました。

 金利がプラスになると政府の利払い負担が重くなり(借金返済が大変だから)、加速度的に国債とマネーサプライが増えて(お金を刷って返すしかないから)、インフレ圧力になる事が問題でしょう(お金はすぐに増やせるけど、モノは簡単に増やせない)。

 2017年現在の日本では金利が低いですが、既に国債とマネーサプライは異次元規模で増えています。日銀の金利コントロールが終わる時(終えるのか、終わるのかは分かりませんが)、反動は急激に出るのではと注目しています。


 …3年前から(涙)


グラフ:マネタリーベース総額  100ミリオン円(億円)単位
https://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/mb/index.htm/ のデータより作成

















2017/08/01

資産配分 170801


米国短期国債ETF (VGSH) の組み入れを始めました。


思考過程

 現在キャッシュポジションは全て円現金である。これは極端なホームバイアスで、カントリー・リスク大である。外貨短期国債も常に必要。信用力・軍事力・投資可能性からドル資産とする。期待値は予知不能なので半々を基準とし、5%ホームバイアスをかける。配分は JPY:USD = 30:20

 何か安いドル資産を持ちたい。株は高い。債券も高い(金利が低い)。債券の中で短期債券は最も価格変動が少ない。イールドカーブを見ると今は債券が全体的に高いため、短期債券が相対的に安いと言える。






















2017/07/12

VALU祭りに感じる信用膨張


VALUで時価総額1億円超が28人も モメンタム筋が跋扈(ばっこ)http://markethack.net/archives/52049897.html

 なんだか大変な事になっているなあ。仮想通貨には、貨幣と違って国家の保証がない。それだけで充分に怪しい。その上、仮想通貨にしか裏打ちされていない、有価証券に似ているが有価証券でないものにこんな値段が付くとは。

 仮想通貨を売って、現実の通貨を受け取る側は、笑いが止まらないだろうなあ。鼻血ドクドク・アービトラージだ。

 貴重かつ希少な読者様には、絶対に関わらない事を勧めます。今は世界株指数ETFを少しだけ買って、放置が良いと思います(現金だけは却って危ない)。

 私は、口数も友達も少ないので、これに集中します。
次の波こそは取る




















2017/06/29

イケダハヤトさん

初めてイケダハヤトさんのサイトを見ました。

資産運用の記事でした。
http://www.ikedahayato.com/20170202/68794994.html

バフェットさんが言うところの
" Flimsy Intellectual structures "
でした。嵐が来たら吹っ飛びそうな印象です。



例
ソーシャルレンディング:元本毀損リスクは、2017年6月以降も永久に存在する(次の金融危機に耐えられるのか?)

確定拠出年金:少額拠出だと手数料割高(肥え太るのはアマクダリアン達)

積立投資:本当に長期継続できるの?(理論の実行は簡単ではない)



ただ、嵐って待つと来ないですよね。

2017/06/23

アゴから下の粗野な大部分

 投資家という、結果が非線形な仕事をする私の、体の欲求は動物的に線形なので、横柄と誤解されるのはやむを得ない。

 要は、いつ成功するか、果たして成功するのか分からなくても、必ずハラは減るのだ。

 一般的な、結果が線形な仕事(公務員とか会社員とか)が出来る性分なら、迷わずそれをすべきだ。投資家なんて、大半の人は進んでなるべきでない。


2017/06/22

安値で指しておくことの問題点

 価値の低下による価格低下が急に起きて、約定してしまうリスクがある。例えば工場の火災・製品の欠陥・災害・テロなど。チャートは便利だが、価格チャートばかり見ていると、価格こそ全てという錯覚を生む。価値が変わらずに価格が下がれば得だが、価格はそれ以外の理由でも下がりうる。

 そう考えると、すぐに成立しない注文自体がリスクを孕むことに気づく。例えば7時に注文して、15時に引けるまでに、ファンダメンタルな価値を揺るがす事態が起きる可能性は、一週間指しっ放しの15分の1程度ではあるが、存在する。

フィッシャー曰く、「成行で買えない株は買うな」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%

2017/06/08

株が下がったらどうするのか


 
買う前の調査と思考過程が問題です。

 

 
株価が下がったらどうする

買います。例えばロングの設定値が50%の時、下落で45%を切ったら、50%を維持できるように買い増します。買い増せないような企業は、最初から買いません。利益が変わらず株価が下がったとしたら、それは魅力の上昇です。同じ利益(配当含む)を、より少ない価格で得られるからです。それは同時にリスクの減少です。純資産に対するプレミアムが減少し、今後の下落の可能性が減るからです。株価下落は良いことづくめです。私は毎日、株価の下落と企業業績の向上を願っています。「利益は高く、株価は低く」です。

 
 

業績が下がったらどうする

株価と違ってこの問題は複雑です。業績悪化が一時的ならば安く買い増し、業績悪化が続くのなら諦めて売るべきでしょう。ここでも最初に何を買うかが重要です。一時的に業績が悪化しても、追々回復する可能性が高いと、自分なりに確信できる銘柄しか買ってはいけないのです。

 


業績についての具体例
 
   私は初心者なので、公益株を中心に運用しています。公益株は法律に基づき、仕入れコストに関わらず一定の利益率を確保する特権が認められています。これを総括原価方式といいます。さらに燃料費調整制度により、燃料価格の変動をおよそ3ヶ月遅れで価格に転嫁できます。その結果、価格転嫁のタイムラグによって四半期や単年度ベースでは大きく変動するものの、長期的にはあまり利益が変動しないのです。
  ただし、比較的簡単な公益セクターとはいえ、個別の事情を勉強する必要はあります。まずは原発。大半の原発は再稼働が出来ておらず、その時期・可否ともに不透明です。次に電力・ガスの小売り自由化。自由化で重要なのは、総括原価方式がなくなることです。つまり前述の「コストに関わらず一定の利益率を確保」が不可能になります。電力は一部地域を除いて一定の競争が発生しており、既存電力会社は競合に対して充分なコスト競争力を確保しないと、今までの利益水準を保てなくなります。

 『結局ダメじゃないか!』

そうかもしれません。しかし、ここからは私のストーリーなのですが、資源エネルギー庁の資料(http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/electricity_liberalization/)をよく見ると面白い点もあります。

● 総括原価方式は2020年までは、スイッチングをしない顧客に対して存続する。

● 一部地域においては、参入業者が存在せず、実質的な競争が起きていない。


それから前提として

● 原発依存比率は、電力会社によって違う。

これらの点を勘案すると、少なくともあと3年は自由化前のように、利益は数年単位では一定だという考え方で持てる銘柄が有ることが分かります。それが利回りや益回りで見て納得できる水準なら、持つのも有りでしょう。

『随分面倒臭いなあ』

そうですね。個別株投資は面倒で複雑なのです。先の811文字の思考過程も、かなりラフです。自分のお金で、経験が目的だから許されるレベルです。逆に言うと、最低でもこの程度のストーリーは買う前に持っておかないと、落ち着いて持っていられず、僅かな変動で不安になり、不利な価格で売ってしまう事でしょう(私も何度もやりました)。

 

まとめ

株式を購入する前に、価格が下落または業績が悪化した場合、落ち着いて保有か買い増しが出来る銘柄・価格水準なのか、充分に調べて考える。確信がないなら買わない。

 

え? もう買ってしまった銘柄が下がったら?
それは授業料ですね…。